あなたは、やもめをむなしく去らせた。 みなしごの腕は折られた。
彼らは子を産まぬうまずめをくらい、 やもめをあわれむことをしない。
みなしごのろばを追いやる者、 やもめの牛を質に取る者、
父母はあなたのうちで卑しめられ、寄留者はあなたのうちで虐待をうけ、みなしごと、やもめとはあなたのうちで悩まされている。
彼らは乏しい者の訴えを引き受けず、 わが民のうちの貧しい者の権利をはぎ、 寡婦の資産を奪い、みなしごのものをかすめる。
もしわたしを助ける者が門におるのを見て、 みなしごにむかってわたしの手を 振り上げたことがあるなら、
そしてわたしはあなたがたに近づいて、さばきをなし、占い者、姦淫を行う者、偽りの誓いをなす者にむかい、雇人の賃銀をかすめ、やもめと、みなしごとをしえたげ、寄留の他国人を押しのけ、わたしを恐れない者どもにむかって、すみやかにあかしを立てると、万軍の主は言われる。
それゆえ、主なる神はこう言われる、見よ、わたしはエジプトの王パロを攻め、その強い腕と、折れた腕とを共に折り、その手からつるぎを落させる。
あなたのつかさたちはそむいて、 盗びとの仲間となり、 みな、まいないを好み、贈り物を追い求め、 みなしごを正しく守らず、 寡婦の訴えは彼らに届かない。
善を行うことをならい、公平を求め、 しえたげる者を戒め、 みなしごを正しく守り、寡婦の訴えを弁護せよ。
彼らはやもめと旅びとのいのちをうばい、 みなしごを殺します。
悪しき者の腕は折られるが、 主は正しい者を助けささえられるからである。
悪しき者と悪を行う者の腕を折り、 その悪を一つも残さないまでに探り出してください。
『寄留の他国人や孤児、寡婦のさばきを曲げる者はのろわれる』。民はみなアァメンと言わなければならない。
あなたがたは、みなしごのためにくじをひき、 あなたがたの友をさえ売り買いするであろう。
モアブの角は砕け、その腕は折れたと主は言われる。
〔偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたは、やもめたちの家を食い倒し、見えのために長い祈をする。だから、もっときびしいさばきを受けるに違いない。〕